こんな時になんなのですが・・・ [日記]
こんな大惨事の時になんなのですが・・・
ボクはいま関西にいます。
東京脱出
いえいえ、じつは前から西日本極貧営業行脚を計画してました。
宿も交通手段もおおかた手配してた時の、今回の大惨事
正直「今回は中止にしようかなぁ~」とも思いました。
しかし、東京にいても被災者のお役にたてない歯がゆさばかり感じてしまいます。
特にボクが気になってるのは、テレビで報道されてる大きな街ももちろん、それ以上にたぶん全く物資も届いてないであろう、今や交通手段が完全に寸断されてるはずの小さな過疎の集落。
ボクの田舎がそういう集落が多いので、気になってGoogleの地図でリアス式海岸をドアップで見てみると、やはり隔離が予想される小さな集落が点在しています。
ヘリ以外の輸送は考えられなそうな集落・・・。
気になってついついテレビを見てしまうので、どうしても気分が落ち込んでしまいます。
これではいけない・・・今は自分がやらなければならないことをしっかりやるべきだと感じました。
ということで少し予定の変更はあったものの、西日本営業行脚を強行することにしました
16日の夜、岡山行きの深夜バスに乗り込み、17日朝に岡山に着きました。
なぜ最初が岡山・・・と思うでしょう?
ちなみに回る予定の街は、大阪、京都、(行けたら)神戸、姫路、岡山、松山、博多、そして熊本。
普通なら一番手前の京都から回るところを、あえて岡山からスタートしました
じつはその方が旅費が掛からないのです
宿代を浮かせて、なおかつ交通費も安く済ませるのに、夜行バス(またはフェリー)がとっても有効な交通手段なのです。
でも近距離で細かく刻んでしまうと、夜行バスが無いんです
だからあえて岡山から大阪、京都に一度戻ってから、京都から夜行バスで松山に行くのです
ってなわけで、岡山に到着したボクは、1軒だけアポを取っていたファッション雑貨のセンスのいいお店に朝イチで向かいました。
オーナーさんはやはりセンスが良くて上品な紳士な方でした。
いろいろ話をさせていただいたのですが、お店の求める物と、こちらの商品に少しズレがあるということで、交渉自体はうまくいかなかったものの、いろいろと貴重なご意見を伺うこともできたし、キーコロネの革のエイジング(経年変化)の具合がかなり気に入っていただけたので、今後お店の求める物に近い新作を作れば・・・という手ごたえは感じました。
オーナーさんもそういうのを求めているとの事だったので、今後に含みを持たせる事のできた交渉でした
そのあと、レンタサイクルを借りて市内を走り回ったのですが、どうもピンとくるお店が見つからず、お店巡りは断念。
城好きなボクのことですから、もちろん岡山城(烏城)と後楽園を見て回りました。
そして夜は、ブログを通して知り合った作家さんお2人と初対面し、海鮮居酒屋でとても美味しい魚と地酒をごちそうになりました。
岡山の街、城下町ということで元々好印象だったのですが、実際に来てより好きになりました
そして翌日・・・
朝、次に向かった先は・・・
そう、革の街姫路です
つづく・・・。
2011-03-18 23:58
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今じぶんにできることをやる、それが一番だと思います。普通に動け働ける人は、普段どおりの生活をして経済が滞らないようにするのも、被災地、被災者のための行動なはずです。
西日本は、関西ぐらいまでしか言ったことがないので行ってみたいなぁ。西でも加藤さんの作品が広がっていくんですねぇ。楽しみです☆
by nanahana (2011-03-21 16:31)
☆nanahanaさん
そうですよね。動けるのに動かないのは、動きたいのに動けない被災された人達に失礼かなとも思います。
いま博多にいるんだけど、駅ビルの休憩スペースに座ったら、隣の年配のおじさんが「遠方からいらしたんですか?」と声を掛けてくれて、いろいろお話ししたら、昔、原発がまだ試験段階だったころに(仕事か何かの運動で)原子炉を見に行ったことがあるらしい・・・。
放射能、そして原子力ばかりに頼るのはほんと怖いよ・・・とおっしゃってました。
by 加ト (2011-03-23 15:02)