オルビエートで足踏み [イタリア]
ジロデイタリアが終わり、ローマを発ったボク。
翌々日の火曜が祝日ということもあり、月曜日もお休みをもらって向かった先は、オルヴィエート
といっても、オルヴィエートに行きたいのではなく、オルヴィエートを拠点として行きたいところがあったのです。
オルヴィエートから南へ約20km・・・
そこにあの「天空の城ラピュタ」があるのです
いや、正確には「ラピュタ」のモデルになったと言われてる街(というか村)「チヴィタ(Civita)」があります
このチヴィタ、イタリア人の間でもマイナーなようで、ボクが「チヴィタに行く」と言ってもみんな口を揃えるかのように「チヴィタヴェッキア?」と聞いてきます。
ちなみに「チヴィタヴェッキア」はローマから西北西方向に行った海岸沿いの街です。
そのチヴィタに自転車で行くべく、オルヴィエートの宿を2泊で予約したのですが・・・
ローマからオルヴィエートに向う途中、雨が降ってきました
しかも結構強い雨です
オルヴィエートの駅に到着しても、雨は止む気配がありません
駅からオルヴィエートの街まではケーブルカーを使います。
オルヴィエートの街は、突き出た崖の上にある街なので、下の駅との高低差がかなりあるのです。
ケーブルカーに乗る時、自転車を輪行袋に入れてなく、普通にしてたので、自転車も1人分として切符を買わされました
ケーブルカーで上の街に到着して、強い雨の中、自転車で予約した宿へ。
さてメシだ
でも傘を持ってない
ホテルの人に近くに美味しいお店がないか尋ねたら、ちょっといったところに安くて美味しいレストランがあるという情報をGetして、雨の中、傘もささずに小走りでそのお店へ。
「ここだな」と中へ入っていくと・・・待ってる人がいる・・・混んでる~
大人数なら確実に「ダメ、満席」と言われるところを、一人ということもあって「待ってもらえるなら・・・」ということで待つことに。
数十分、結構長いこと待って、ようやく席へ。
「この1か月のジロ観戦お疲れさん!」ということで、ちょっとだけ豪華に・・・といってもアンティパスト(前菜)付けただけですが。
そのアンティパストがこちら。
もう幸せです
生ハムが主食と言っていいぐらいの大好物なんです
ワインは、オルヴィエート・クラッシコ(白ワイン)が有名なので、ハーフを頼みました
と、美味しい料理とワインを満喫してると、隣の席に美女2人組が
手前の人の方がキレイだったし、若干服が透けてた
と眺めてたら、パスタがやってきました。
ここのパスタはすべて卵パスタのようです。
これまた美味しい
美味しいパスタと・・・
美女
はい、酔っぱらってますが何か
締めはやっぱりドルチェで。
桃のタルトと・・・(もう美女はいいっつーに)
と、この夜はとてもご満悦なボクでしたが、翌日窓を開けて外を見ると・・・
やはりガッツリ雨降ってます
しかも寒い
半袖Tシャツしか持ってない上に、傘がない
午前中は雨の様子見で部屋でダラダラ過ごしたけど、全く小降りになる気配すらない
ということで、寒々しい恰好で小走りで傘を売ってるお店を探したら、意外と近くにありました。
傘購入。
雨の中、少し観光。
さて昼ごはんは何にしよう?
頭に浮かんだのが、昨晩のレストランで他のお客さんが食べてたピザ
どれもすっごく美味しそうだったんです
ということで、また行っちゃいました
ちなみにこのお店のHPがこちら。
http://www.anticarupe.com
一般の観光客はまず通らないだろうというような場所にあります。
お店に入ったら「OhCiao」と、また来たのかい?みたいな感じで席へ。
メニューは真っ先にピザのところを見ます
で、注文したら「ピザはディナーしかやってない」
テンション下がっちゃいました
下がったテンションを上げてくれるのは・・・肉
結局ボクの好きな「Tagliata di Manzo(焼いた肉を切ったもの)」と赤ワインをグラスで。
さすが美味しかったけど・・・ピザの気分だったからなぁ~
さて、雨の中歩いてたので、靴の中は完全にぐしょぐしょ
いったん宿へ。
ドライヤーで靴を乾かし、昼寝の後、夕方また観光へ。
オルヴィエートの街は肉屋さんが多い
そして肉屋さんによくいらっしゃる方が・・・
おっことぬし様です
おっことぬし様こんなところでもお仕事ですか
ちなみにこの肉屋さんは肉や生ハムなどの名称を書いてくれてたので・・・
ここに入ってみたのですが・・・
おばさん、感じ悪っ
まあイタリアで感じのいい店員にはあまりお目にかかれないので、その辺は慣れてますが・・・
で、おっことぬし様の生ハムとおっことぬし様のジャーキーを、高いので100gずつだけ買って帰りました。
ちなみにこの街には、ごんぎつね様もいやっしゃいました。
さてもう少しで、レストランが開く時間。
晩ごはんは、部屋でおっことぬし様とワインだけで済ませるか、心残りの無いようあのレストランにピザを食べに行くか・・・
結局ちょっとだけおっことぬし様をつまみ・・・
レストランでピザを食べてきました
このお店、開店間もなく行ったのに「満席です」と言われるぐらいの人気店。
もし行かれる方は予約した方がいいと思います。
9時までという限定で食べれましたが。
翌朝・・・
またしても雨です
ここまでず~っと降り続いたのは、ボクがイタリアに来て初めてかも?
もうこの雨じゃどうにもならない
「ラピュタ」断念です
「縁がなかったんだ」と言い聞かせ、電車の時間(12時過ぎ)までフラフラ観光です。
オルヴィエートはいい街ですが、2泊までして観光するところではなく、ただなんとな~く時間を潰していたら・・・
あれちょっと晴れ間が
ひょっとして・・・と、少し様子を見ていたら・・・
晴れてきました
荷物はまとめちゃってたので宿に置かせてもらって、メッセンジャーバッグも持たず、メットもグローブもせず、上だけジャージに着替えて、ゆったりポタリングモードで「ラピュタ」へ向かうことにしました。
そして待っていたものは・・・
素晴らしい心のふれあいと、神秘的な「空の街」でした
つづく。
翌々日の火曜が祝日ということもあり、月曜日もお休みをもらって向かった先は、オルヴィエート
といっても、オルヴィエートに行きたいのではなく、オルヴィエートを拠点として行きたいところがあったのです。
オルヴィエートから南へ約20km・・・
そこにあの「天空の城ラピュタ」があるのです
いや、正確には「ラピュタ」のモデルになったと言われてる街(というか村)「チヴィタ(Civita)」があります
このチヴィタ、イタリア人の間でもマイナーなようで、ボクが「チヴィタに行く」と言ってもみんな口を揃えるかのように「チヴィタヴェッキア?」と聞いてきます。
ちなみに「チヴィタヴェッキア」はローマから西北西方向に行った海岸沿いの街です。
そのチヴィタに自転車で行くべく、オルヴィエートの宿を2泊で予約したのですが・・・
ローマからオルヴィエートに向う途中、雨が降ってきました
しかも結構強い雨です
オルヴィエートの駅に到着しても、雨は止む気配がありません
駅からオルヴィエートの街まではケーブルカーを使います。
オルヴィエートの街は、突き出た崖の上にある街なので、下の駅との高低差がかなりあるのです。
ケーブルカーに乗る時、自転車を輪行袋に入れてなく、普通にしてたので、自転車も1人分として切符を買わされました
ケーブルカーで上の街に到着して、強い雨の中、自転車で予約した宿へ。
さてメシだ
でも傘を持ってない
ホテルの人に近くに美味しいお店がないか尋ねたら、ちょっといったところに安くて美味しいレストランがあるという情報をGetして、雨の中、傘もささずに小走りでそのお店へ。
「ここだな」と中へ入っていくと・・・待ってる人がいる・・・混んでる~
大人数なら確実に「ダメ、満席」と言われるところを、一人ということもあって「待ってもらえるなら・・・」ということで待つことに。
数十分、結構長いこと待って、ようやく席へ。
「この1か月のジロ観戦お疲れさん!」ということで、ちょっとだけ豪華に・・・といってもアンティパスト(前菜)付けただけですが。
そのアンティパストがこちら。
もう幸せです
生ハムが主食と言っていいぐらいの大好物なんです
ワインは、オルヴィエート・クラッシコ(白ワイン)が有名なので、ハーフを頼みました
と、美味しい料理とワインを満喫してると、隣の席に美女2人組が
手前の人の方がキレイだったし、若干服が透けてた
と眺めてたら、パスタがやってきました。
ここのパスタはすべて卵パスタのようです。
これまた美味しい
美味しいパスタと・・・
美女
はい、酔っぱらってますが何か
締めはやっぱりドルチェで。
桃のタルトと・・・(もう美女はいいっつーに)
と、この夜はとてもご満悦なボクでしたが、翌日窓を開けて外を見ると・・・
やはりガッツリ雨降ってます
しかも寒い
半袖Tシャツしか持ってない上に、傘がない
午前中は雨の様子見で部屋でダラダラ過ごしたけど、全く小降りになる気配すらない
ということで、寒々しい恰好で小走りで傘を売ってるお店を探したら、意外と近くにありました。
傘購入。
雨の中、少し観光。
さて昼ごはんは何にしよう?
頭に浮かんだのが、昨晩のレストランで他のお客さんが食べてたピザ
どれもすっごく美味しそうだったんです
ということで、また行っちゃいました
ちなみにこのお店のHPがこちら。
http://www.anticarupe.com
一般の観光客はまず通らないだろうというような場所にあります。
お店に入ったら「OhCiao」と、また来たのかい?みたいな感じで席へ。
メニューは真っ先にピザのところを見ます
で、注文したら「ピザはディナーしかやってない」
テンション下がっちゃいました
下がったテンションを上げてくれるのは・・・肉
結局ボクの好きな「Tagliata di Manzo(焼いた肉を切ったもの)」と赤ワインをグラスで。
さすが美味しかったけど・・・ピザの気分だったからなぁ~
さて、雨の中歩いてたので、靴の中は完全にぐしょぐしょ
いったん宿へ。
ドライヤーで靴を乾かし、昼寝の後、夕方また観光へ。
オルヴィエートの街は肉屋さんが多い
そして肉屋さんによくいらっしゃる方が・・・
おっことぬし様です
おっことぬし様こんなところでもお仕事ですか
ちなみにこの肉屋さんは肉や生ハムなどの名称を書いてくれてたので・・・
ここに入ってみたのですが・・・
おばさん、感じ悪っ
まあイタリアで感じのいい店員にはあまりお目にかかれないので、その辺は慣れてますが・・・
で、おっことぬし様の生ハムとおっことぬし様のジャーキーを、高いので100gずつだけ買って帰りました。
ちなみにこの街には、ごんぎつね様もいやっしゃいました。
さてもう少しで、レストランが開く時間。
晩ごはんは、部屋でおっことぬし様とワインだけで済ませるか、心残りの無いようあのレストランにピザを食べに行くか・・・
結局ちょっとだけおっことぬし様をつまみ・・・
レストランでピザを食べてきました
このお店、開店間もなく行ったのに「満席です」と言われるぐらいの人気店。
もし行かれる方は予約した方がいいと思います。
9時までという限定で食べれましたが。
翌朝・・・
またしても雨です
ここまでず~っと降り続いたのは、ボクがイタリアに来て初めてかも?
もうこの雨じゃどうにもならない
「ラピュタ」断念です
「縁がなかったんだ」と言い聞かせ、電車の時間(12時過ぎ)までフラフラ観光です。
オルヴィエートはいい街ですが、2泊までして観光するところではなく、ただなんとな~く時間を潰していたら・・・
あれちょっと晴れ間が
ひょっとして・・・と、少し様子を見ていたら・・・
晴れてきました
荷物はまとめちゃってたので宿に置かせてもらって、メッセンジャーバッグも持たず、メットもグローブもせず、上だけジャージに着替えて、ゆったりポタリングモードで「ラピュタ」へ向かうことにしました。
そして待っていたものは・・・
素晴らしい心のふれあいと、神秘的な「空の街」でした
つづく。
2009-06-15 03:36
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コメント(6)
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オルヴィエート・クラシコおいしそう!
おっことぬし様、働いていますね。
by Yusuke (2009-06-15 09:13)
わぁ~~おもしろぃ~!!
オルヴィエートに行ったんですね♪♪
きれいですよね。
チヴィタ 懐かしいです。
早く 次が読みたい♪♪
by のんち (2009-06-15 12:07)
なるほどぉ~これが書きたかったのね
「美女と野獣!」…いや、おっことぬし様のお話でしたか(笑)
たべたいよ~~~のみたいよ~~~!!!
by mayura (2009-06-15 15:56)
へえ、イタリアにラピュタのモデルになった町があるのですね。
続きが楽しみです♪ 私もチヴィタと言われたら
ベッキオ? って答えちゃうな(笑)そこの駅前にある
グランカフェをいつか訪ねるのが夢です♪
チンギアーレ、美味しいんですよね(^^)
by gon (2009-06-16 04:41)
こんばんは。
オルヴィエートもチヴィタも行きたいです。
チヴィタの石段を歩いてみたいです。
by yukitan (2009-06-16 22:48)
☆Yusukeくん
オルヴィエート・クラッシコ、美味しかったよぉ~♪
ヴェルナッチャと飲み比べしたいねぇ(^_^)
☆のんちゃん
オルヴィエートのドゥオモの前で「ここでのんちゃんがお茶を売ってたんだなぁ~」と想像しながらドゥオモ見てました(^_^)
のんちゃんもチヴィタ行ったんだね♪
☆mayuraねーさん
「美女」を目の前に、「野獣」になりたいなぁ~と、ちょっと妄想入ってました(^_^;)
生ハム美味しいよぉ~♪
ワインおいしいよぉ~☆
おいで、おいでぇ~!
☆gonさん
チヴィタヴェッキオって結構名の知れた街なの?
そこのグランカフェって・・・?
どんなとこなのぉ~???
☆yukitanさん
こんにちは(^_^)
コメありがとうございます!
チヴィタへのあの道は石段というよりも「激坂」なんですよぉ~!
昔の写真でロバが降りてくるところの写真が絵はがきになってて、買っちゃいました♪
by 加ト (2009-06-19 02:27)