電◯少年的？革の買い方（ニッピで革Get！の巻）

青山骨董通りに皮革のアンテナショップ「メゾン・デュ・キュイール」がある。
草加皮革大賞の作品展示でそのショップを知ったのだが、そこには全国のタンナー（鞣し業者）の革がズラ〜っと並んでる。
その中で、１枚ぜひ使いたい革を見つけた。
その革は「ニッピ」という千住大橋の近くにある、日本最大級の革工場の製品だった。
しかし、ニッピは基本的に２０枚単位（だったかな？）でないと革を売ってくれなく、１枚だけ買うには交渉しなければならないという....。

進め！電◯少年！？
きのうその「ニッピ」にアポなしで革を買いに行ってみた。
門の守衛のオジサンに尋ねてみる。「あのぉ〜電◯少年の加トと申しますけど〜」（←絶対うそだろ！）
とそこから電話を借りて、営業部の方と話し、中を見せていただくことに。
ぼくが欲しかったグランドという商品名の革は、残念ながら在庫がないとのこと。もし運良く在庫があれば買えたのだが....。
で、似たような革をいろいろ見せてくれた。３棟の倉庫を回っていろいろ見てみたが、なかなかコレってのがない。
はじめの２棟は作業してる人もいなく、ヌメ革が山積みになってる倉庫だったが、３棟めの作業所ではオジサンたちが革漉きなどあくせく働いていた。（この惑星の住人は疲れることがうれしいらしい....。byサントリーBOSSの宇宙人ジョーンズ）
で、そこにはヌメではなく、加工された革が丸められてあった。
そこでようやくイイ感じのオイルレザーを見つける。
色は欲しい色ではなかったが「この色もまあ悪くない。とにかくこの質感は買いだ！」と１枚購入する。
ふと財布を見た。¥２２２？？しかない。足りるか！？
値段は？..........１デシ¥７８ × 269デシ + 消費税 ＝ 「２２０３１円です。」　　ぎりぎりセーーーフ！！
なんとかお金を払ってニッピを後にした。「お疲れ！」と缶コーヒー「BOSS」を手渡して.....。（CMをパクるな！）