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しらすとGW [日記]

今年のゴールデンウィークはとっても天気がよく、絶好の行楽日和。
でもボクはあまり出かけていない。
もともと予定を入れていなかったのだが、それがある意味幸いした。

4月30日、アサラン(自転車の練習)を終え、夕方まで昼寝。それから晩ごはんを作ったりして、その日は夜までウチの猫たちとは顔を合わせてなかった。
夜、居間の隣りのパソコン部屋の中にあるネコ部屋の扉を開けて、居間へ放した。
いつもならすぐ出てくる「しらす」が、出て来ない。
やっと出てきたと思ったら、明らかに元気がない。
「ひょっとして、また病気じゃ・・・」悪い予感が頭をよぎる。

1年前、しらすは死の淵にいた。
しらすは元々心臓が弱いようで、それが原因で脚に血栓ができ、その血栓が頭に回り、一時はもうダメかと思われた。
しかしその後、奇跡的な回復。
元気になってからは、何事もなかったかのように過ごしていた。
ただし「しらすは長生きできる心臓ではない」という、避けて通れない事実は常に頭の中にあった。

それから1年。しらすの元気の無さに当時の事が頭をよぎった。
ふと、しらすが立ち上がり、まだ電気を付けてなかったパソコン部屋にトコトコ歩いて行き、ネコ部屋の扉の前でたたずんでこっちを見ている。
「しらす?どうしたの?」とボクも暗いネコ部屋の方へ。

(その時、ほんの1秒ほどだけど、しらすの回りで数センチ大の丸い光がフラフラしてた。ボクのベルトか何かが反射したのか?とも思ったが、いまだにあの光が何だったのかは分からない。)

部屋の電気を付け、ネコ部屋を見てみる。
・・・吐物だ。
やはり、しらすに何かが起きてる。
何か変なもの食べてしまったか?とも思ったが、何か違う気がした。

次の日、動物病院へ。

朝はまだなんとか大丈夫だったが、話によると、病院でかなり苦しがり、血の泡を吐いたりして、一時は安楽死寸前の状態に陥った。
しかし、懸命な治療でなんとか最悪の結果は免れた。
その晩は病院の酸素ルームで安静。

次の日、家に帰ってきて、1日半ぶりに対面。
明らかにやつれていた。ごはんも食べれない。

5月3日、毎年この日は、ボクの所属する自転車クラブの最大のイベント「筑波8時間耐久レース」がある日。でもボクは今年は申し込んでなかった。
申し込んでなくて正解だった。いま、しらすから1日離れる事など怖くてできない。

結局今日(5日)まで、ちょっと外出はするも、あとは、ず〜っと大好きなしらすと一緒にゴールデンウィークを過ごしている。

あと何日、しらすと一緒にいれるのかな・・・。



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littleducks

しらすちゃん、かわいそうですね。早くよくなるといいですね。
by littleducks (2007-05-05 22:47) 

はせべ

少年時代より、犬十数匹、猫八匹を見送ってきた経験者としてコメントさせてもらえば、

ペットとの時間って、相手が自分より先に逝ってしまうという前提(覚悟ともいう)で過ぎていくからこそ人同士より濃密なものになっていくんじゃないかと思います。

元気になるに越したことはないけど、最悪の結果が来ても、できる限り悔いの残らない時間を過ごしてください。(もしものときは絶対自分を責めずにはいられないんだけどね・・・)
by はせべ (2007-05-06 22:39) 

加ト

おかげさまで、ようやく今日、自分でごはん食べるようになりました!
昨日までは全然食べなかったんで、このまま衰えていくのかなぁと、悲しかったんですが、今日の食欲を見るとだいぶ回復してる気がします。
by 加ト (2007-05-06 23:26) 

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