国際革見本市『リネアペッレ』@ボローニャ [【イタリア】革屋さん他訪問]
半月以上前の話にはなりますが・・・
ボクがこのイタリア留学において、最重要項目に挙げていることのひとつがイタリアのタンナー(革なめし業者)とコンタクトをとること。
そのために絶対行きたいと思ってたのが、毎年2回開催される世界最大の国際革見本市「LINEAPELLE(リネアペッレ)」
もう先月の話にはなりますが、念願のリネアペッレに行ってきました
ボローニャ駅を出て左の方にある35番のバスが止まるバス停に、会場であるBologna Fiere行きのシャトルバスが来るようなので、ひたすら待ってたのですが・・・
そもそもイタリアで順番通りにならんで順序良く待つなんてことはほぼ無いわけで、やっと来たバスが列の最後尾の方に停まったもんだから最後尾の方の人だけが乗れて、ひたすら待ってた人たちは次のバスを待たなきゃならないという、なんとも理不尽な国です
まあ後続バスがすぐに来たからまだ良かったのですが・・・。
バスで10分ほどで会場到着です。
ボローニャのFiera(展示場)はかなり広いらしいのは知っていたのですが・・・思ってたより地味です
チケット代って無料なんですね
もちろん「Aballi」の名刺で手続きをしてチケット入手。
会場に入ったのは10時半ぐらいで、11時にうちの社長と待ち合わせしてたので(社長も来ることになってたので、半日行動を共にすることにしてました)ちょろっと見てから社長と合流。
前日からうちの会社に打ち合わせに日本から来ていたデザイナーさんともご一緒させてもらいながら、いくつか社長が付き合いのある会社のブースをみんなで回りました。
爬虫類専門のタンナーさんのところでは、すごくいい感じのヘビ革がみんなのツボをとらえ、みんなしてサンプルをカットしてもらったりしました。
と、あちこち回って見てて思ったこと・・・
今日一日じゃとてもじゃないけど回りきれないっ
社長に「明日も見に来たいんですけど・・・」と翌日も休みをもらうことを了承してもらい、そこからは単独行動に出ました。
この2日間でどれだけ見て回れるか・・・
なにせ、革タンナー関係だけでも6棟、アクセサリーや靴、鞄系材料などのブースも入れると、全部で11棟もあるのです
ちなみに1つの棟がこれぐらいの広さです。
すべてのブースをじっくりみてたら、軽く3日はかかります
そんななかでまず気になったのは、トランク(トロリーバッグ)のパーツを製造販売している会社でした。
実は以前、国際的に活動されてる和太鼓グループの方から間接的に、太鼓を運搬するキャリーバッグのオーダーの話があったのですが、キャリー用パーツがどこで手に入るのかも全く分からず、そのオーダーを受けれなかったということがあったので、こういうキャリーパーツの会社を探してたんです。
それに、和服向けの大きなバッグ(ボストンバッグとかトロリーバッグとか)も商品化に向け検討してたので、なんとか手に入らないもんだろうか・・・と思ってたパーツが、目の前にずらっと並んでます!
最初は若い方が応対してくれて、カタログをくれたのですが、あまり話は出来ず・・・
で、いろいろじっくりみてたら、結構年配の方が今度は応対してくれて、そのおじさんはかなりいろいろ教えてくれました。
向こうからしたら「日本から来て今はイタリアで活動してる業者」ということで、おいしいお客に見えたのかもしれません。
というのも、この日のために、Webデザイナーの友達に急遽「Aballi名刺(イタリア仕様)」を作ってもらって日本から送ってもらってたんです
イタリア仕様の名刺、大活躍でした
で、そのおじさんに最小ロットを聞くと「1つからでも作るよ」と、なんともうれしいお言葉
その会社はミラノ近郊の会社ということで、来週末訪問する予定です
肝心の革の方ですが・・・2日間かけて、すべてのブースを見ましたよぉ
あまり自分好みの革がなさそうなところは、ほんとザッと見るだけでしたが。
で、何軒か自分好みのタンナーを見つけて、その多くがサンタクローチェ(sull'Arno)という街(フィレンツェから電車で1時間ぐらい)なので、いつかタンナー巡りをするつもりです
それがイタリア留学の大きな目的の一つですから
2日目は4時半で閉館なのですが、閉館間際になれば展示してあった革が、場合によって買えたりするんです
3時頃から購入モードに入り、チェックしていたブースに駆け込んでは「この革売ってください」とお願いして、水牛カーフ、カンガルー革、ラム革などをGetしました。
この2日間はほんと歩き回って、足の爪が内出血してしまいました
でもがんばって動いた分だけアポが取れたので、先へ繋がる重要な2日間を有意義に活動できました
あとは実際タンナーなどに赴いて革を購入したりするつもりです。
「納得のいく革選び」のためには妥協などできませんから
ボクがこのイタリア留学において、最重要項目に挙げていることのひとつがイタリアのタンナー(革なめし業者)とコンタクトをとること。
そのために絶対行きたいと思ってたのが、毎年2回開催される世界最大の国際革見本市「LINEAPELLE(リネアペッレ)」
もう先月の話にはなりますが、念願のリネアペッレに行ってきました
ボローニャ駅を出て左の方にある35番のバスが止まるバス停に、会場であるBologna Fiere行きのシャトルバスが来るようなので、ひたすら待ってたのですが・・・
そもそもイタリアで順番通りにならんで順序良く待つなんてことはほぼ無いわけで、やっと来たバスが列の最後尾の方に停まったもんだから最後尾の方の人だけが乗れて、ひたすら待ってた人たちは次のバスを待たなきゃならないという、なんとも理不尽な国です
まあ後続バスがすぐに来たからまだ良かったのですが・・・。
バスで10分ほどで会場到着です。
ボローニャのFiera(展示場)はかなり広いらしいのは知っていたのですが・・・思ってたより地味です
チケット代って無料なんですね
もちろん「Aballi」の名刺で手続きをしてチケット入手。
会場に入ったのは10時半ぐらいで、11時にうちの社長と待ち合わせしてたので(社長も来ることになってたので、半日行動を共にすることにしてました)ちょろっと見てから社長と合流。
前日からうちの会社に打ち合わせに日本から来ていたデザイナーさんともご一緒させてもらいながら、いくつか社長が付き合いのある会社のブースをみんなで回りました。
爬虫類専門のタンナーさんのところでは、すごくいい感じのヘビ革がみんなのツボをとらえ、みんなしてサンプルをカットしてもらったりしました。
と、あちこち回って見てて思ったこと・・・
今日一日じゃとてもじゃないけど回りきれないっ
社長に「明日も見に来たいんですけど・・・」と翌日も休みをもらうことを了承してもらい、そこからは単独行動に出ました。
この2日間でどれだけ見て回れるか・・・
なにせ、革タンナー関係だけでも6棟、アクセサリーや靴、鞄系材料などのブースも入れると、全部で11棟もあるのです
ちなみに1つの棟がこれぐらいの広さです。
すべてのブースをじっくりみてたら、軽く3日はかかります
そんななかでまず気になったのは、トランク(トロリーバッグ)のパーツを製造販売している会社でした。
実は以前、国際的に活動されてる和太鼓グループの方から間接的に、太鼓を運搬するキャリーバッグのオーダーの話があったのですが、キャリー用パーツがどこで手に入るのかも全く分からず、そのオーダーを受けれなかったということがあったので、こういうキャリーパーツの会社を探してたんです。
それに、和服向けの大きなバッグ(ボストンバッグとかトロリーバッグとか)も商品化に向け検討してたので、なんとか手に入らないもんだろうか・・・と思ってたパーツが、目の前にずらっと並んでます!
最初は若い方が応対してくれて、カタログをくれたのですが、あまり話は出来ず・・・
で、いろいろじっくりみてたら、結構年配の方が今度は応対してくれて、そのおじさんはかなりいろいろ教えてくれました。
向こうからしたら「日本から来て今はイタリアで活動してる業者」ということで、おいしいお客に見えたのかもしれません。
というのも、この日のために、Webデザイナーの友達に急遽「Aballi名刺(イタリア仕様)」を作ってもらって日本から送ってもらってたんです
イタリア仕様の名刺、大活躍でした
で、そのおじさんに最小ロットを聞くと「1つからでも作るよ」と、なんともうれしいお言葉
その会社はミラノ近郊の会社ということで、来週末訪問する予定です
肝心の革の方ですが・・・2日間かけて、すべてのブースを見ましたよぉ
あまり自分好みの革がなさそうなところは、ほんとザッと見るだけでしたが。
で、何軒か自分好みのタンナーを見つけて、その多くがサンタクローチェ(sull'Arno)という街(フィレンツェから電車で1時間ぐらい)なので、いつかタンナー巡りをするつもりです
それがイタリア留学の大きな目的の一つですから
2日目は4時半で閉館なのですが、閉館間際になれば展示してあった革が、場合によって買えたりするんです
3時頃から購入モードに入り、チェックしていたブースに駆け込んでは「この革売ってください」とお願いして、水牛カーフ、カンガルー革、ラム革などをGetしました。
この2日間はほんと歩き回って、足の爪が内出血してしまいました
でもがんばって動いた分だけアポが取れたので、先へ繋がる重要な2日間を有意義に活動できました
あとは実際タンナーなどに赴いて革を購入したりするつもりです。
「納得のいく革選び」のためには妥協などできませんから
2009-05-06 07:23
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コメント(4)
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カトさん流血ナイス!
こっちまで力が沸いて来ました!
必勝納得革選!
by なおみ (2009-05-06 13:44)
加トさん、夢に向かって着実に前進してますなー。
来週、こっちに来るのねー。
おぉーー残念ーー!!その週は友達が来てるので
出れないのよぉーー(*>Д<)ザンネーン!!!
また来ることがあったら連絡してねーー
by SOLE (2009-05-06 17:19)
すごいですねー!私も今、日本の専門学校で鞄の勉強中で、出来たら
イタリア留学して鞄職人になることが夢です。
昨年学校の研修旅行でリニア・ペレにも行ってきました。
大学卒業後10年近くたってからの行動で不安になることも。
でもブログ読ませて頂いてなんだか、パワーをもらいましたぁー!
私もがんばります。
これからも、ブログ楽しみにしています。
by みのり (2009-05-11 21:32)
☆なおみちゃん
なおみちゃんの名刺のおかげで、ほんと交渉しやすかったよぉ!
ありがとぉ~!!
最近、足の爪が内出血しやすくなってきた・・・
歳か!?
☆SOLEさん
今週末、友達が来てるのかぁ~。
また今度行く機会があったら、食い倒れましょう!
ちなみに、日曜のジロデイタリア「Milano Show100」の朝、またコースを試走する予定です!
ド派手ジャージの日本人が走ってたら、笑ってやってください(^_^;)
☆みのりさん
はじめまして(^o^)
コメントありがとうございます!!
みのりさんも鞄職人目指されてるのですね。
ボクも目指そうと思い始めたのが32歳ぐらいの時でした。
「10年早くやってれば・・・」と考えるのではなく、「この10年の経験が鞄留学に生かせるはず!」と思って突き進んでください!
専門学校ですでに勉強中であれば、ぜひ「インターン」で実際イタリアの会社で働くことをお勧めします。
何か聞きたいことなどありましたら、遠慮なく連絡くださいね。
aballi328@gmail.com
by 加ト (2009-05-12 05:26)