フィレンツェの鞄材料屋さん②『A.B.C.Morini』 [【イタリア】革屋さん他訪問]
フィレンツェでの第1週目で革屋さんと材料屋さんで買い物をしたぼく。
で、鞄制作にあたって、やっぱりコバ(革の端)に塗るものが最低限必要だなぁと感じました。(学校にはそれすらありません)
SENATORIに行った時にも買おうと思ってたんですが、ドでかいボトルしかなかったんです
で、2週目、6時までの授業を4時で抜け出して、もう一つの鞄材料屋さん『A.B.C.Morini(アービーチーモリーニ)』に行ってみることにしました。
そのお店はやはり26番のバスなのですが、めっちゃ遠いんです
終点近くらしいんです。
クラスメイトから「26番または26C番のバスの終点までいって、そのまま乗って待ってて、再び走り出してから一つ目のバス停」と聞いていたので、26番にひたすら乗ってました。地図を片手に。
SENATORIのバス停も過ぎて、さらにまっすぐ・・・ひたすらこの通りを往くのだろう・・・と思ってたら、途中で思いもよらぬ方向に向かい始めました
焦り気味のボク
ぐるぐると何度も回ってるうちに、方向感覚が分からなくなったものの、途中で地図と照らし合わせて何とか現在地を確認。
・
・
・
って、どっちに向かってんだぁ~~~っ
いや、きっと終点まで行けば近い所に行けるはず・・・と、不安を感じながらバスに揺られます。
とある辺鄙なところのバス停で、乗客がみんな降りたので(乗客がこっちをジロジロ見ながら降りていくのです)終点なのかと思いきや、もう1つ先が終点でした。
・
・
・
って、全く違う小さな町の小さな教会の前が終点
明らかにおかしいです
バスの運転手に地図を見せて、ここに行きたいんですけど・・・と言うと「そっちには行かないよ。そっちに行くのは26Cのバスだよ」ということでした
ガーーーン
すでに日は暮れ、5時半ぐらいです。
お店は6時に閉まるっぽかったので、やばいです
運転手さんの指示で乗ったままでいて、再び走り出して26Cに乗り換えれるバス停まで行きました。
で、バス停の時刻表を見ると・・・微妙
26番方面のバスは渋滞がひどく、あてになりません
そしてぼくは決断しました
ここから歩いて行こう
もうせっぱ詰まってました
時間は5時40分。
辺鄙なところを早歩き気味に急いで向かいました。
ちなみにお店の正確な場所も知りません
その辺に行ったら分かるだろうと思ってたので。
おかげでちょっと遠回りしちゃってました
歩くこと20分、『A.B.C.Morini』到着です>(ロッキーのエンディングテーマをぜひ流してくださいっ)
お気づきになりました?
20分歩いたってことは・・・そう、6時ジャスト到着です
お店に入ることは出来ました。
で、お店の人に聞いたら「ちょっと見るだけならいいけど、レジはもう閉めちゃったから・・・」
・
・
・
ガーーーーーン
オレは今日、何しにきたんじゃぁ~~~っ
この日は虚しく帰りました。
*************
翌日、今度は午後イチで向かいました。
前日の調べで、途中で65番に乗り換えると直線的に向えることを知ってたので、きょうは途中で65番に乗り換えました。
そして再びお店にやってきました。
今日こそはと乗り込みます。
今日はちゃんと営業時間内にやってきたさ
中に入ると、「SENATORI」とはちょっと雰囲気が違って、お店の人は征服を着てて、お店の雰囲気もシャンとした感じです。
で、革のコバに塗る塗料を探します。
ほんとはコバの下処理に使う「トコノール」や「CMC」のようなものが欲しかったのですが、先生に聞いたら「イタリアにはそういうものはない」とのこと。
ありえない
実際、お店にもありませんでした。
あるのはドでかい仕上げ塗料だけです。
仕方なくそれを買いました。
それと、鞄の持ち手の芯材も買いました。
イタリアで個人が手作りの鞄を作る上で、材料を揃えることは、日本よりもはるかに大変です
デカイ業者向けのお店しかなく、材料も物によっては少量では買えません。
イタリアって・・・むずかしい
で、鞄制作にあたって、やっぱりコバ(革の端)に塗るものが最低限必要だなぁと感じました。(学校にはそれすらありません)
SENATORIに行った時にも買おうと思ってたんですが、ドでかいボトルしかなかったんです
で、2週目、6時までの授業を4時で抜け出して、もう一つの鞄材料屋さん『A.B.C.Morini(アービーチーモリーニ)』に行ってみることにしました。
そのお店はやはり26番のバスなのですが、めっちゃ遠いんです
終点近くらしいんです。
クラスメイトから「26番または26C番のバスの終点までいって、そのまま乗って待ってて、再び走り出してから一つ目のバス停」と聞いていたので、26番にひたすら乗ってました。地図を片手に。
SENATORIのバス停も過ぎて、さらにまっすぐ・・・ひたすらこの通りを往くのだろう・・・と思ってたら、途中で思いもよらぬ方向に向かい始めました
焦り気味のボク
ぐるぐると何度も回ってるうちに、方向感覚が分からなくなったものの、途中で地図と照らし合わせて何とか現在地を確認。
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って、どっちに向かってんだぁ~~~っ
いや、きっと終点まで行けば近い所に行けるはず・・・と、不安を感じながらバスに揺られます。
とある辺鄙なところのバス停で、乗客がみんな降りたので(乗客がこっちをジロジロ見ながら降りていくのです)終点なのかと思いきや、もう1つ先が終点でした。
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って、全く違う小さな町の小さな教会の前が終点
明らかにおかしいです
バスの運転手に地図を見せて、ここに行きたいんですけど・・・と言うと「そっちには行かないよ。そっちに行くのは26Cのバスだよ」ということでした
ガーーーン
すでに日は暮れ、5時半ぐらいです。
お店は6時に閉まるっぽかったので、やばいです
運転手さんの指示で乗ったままでいて、再び走り出して26Cに乗り換えれるバス停まで行きました。
で、バス停の時刻表を見ると・・・微妙
26番方面のバスは渋滞がひどく、あてになりません
そしてぼくは決断しました
ここから歩いて行こう
もうせっぱ詰まってました
時間は5時40分。
辺鄙なところを早歩き気味に急いで向かいました。
ちなみにお店の正確な場所も知りません
その辺に行ったら分かるだろうと思ってたので。
おかげでちょっと遠回りしちゃってました
歩くこと20分、『A.B.C.Morini』到着です>(ロッキーのエンディングテーマをぜひ流してくださいっ)
お気づきになりました?
20分歩いたってことは・・・そう、6時ジャスト到着です
お店に入ることは出来ました。
で、お店の人に聞いたら「ちょっと見るだけならいいけど、レジはもう閉めちゃったから・・・」
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ガーーーーーン
オレは今日、何しにきたんじゃぁ~~~っ
この日は虚しく帰りました。
*************
翌日、今度は午後イチで向かいました。
前日の調べで、途中で65番に乗り換えると直線的に向えることを知ってたので、きょうは途中で65番に乗り換えました。
そして再びお店にやってきました。
今日こそはと乗り込みます。
今日はちゃんと営業時間内にやってきたさ
中に入ると、「SENATORI」とはちょっと雰囲気が違って、お店の人は征服を着てて、お店の雰囲気もシャンとした感じです。
で、革のコバに塗る塗料を探します。
ほんとはコバの下処理に使う「トコノール」や「CMC」のようなものが欲しかったのですが、先生に聞いたら「イタリアにはそういうものはない」とのこと。
ありえない
実際、お店にもありませんでした。
あるのはドでかい仕上げ塗料だけです。
仕方なくそれを買いました。
それと、鞄の持ち手の芯材も買いました。
イタリアで個人が手作りの鞄を作る上で、材料を揃えることは、日本よりもはるかに大変です
デカイ業者向けのお店しかなく、材料も物によっては少量では買えません。
イタリアって・・・むずかしい
2009-02-15 05:52
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コメント(6)
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ところ変わればで、悪戦苦闘ですね。
革情報は靴・カバンのお直し屋さんも力になってくれると思います。
少量ならわけてくれるかも。。。
「お直し屋さん」が近くにあればいいけどね。。。
私は日本に売っていない「大工用品の部品」を頼まれ
マンマと一緒に買いに行ったことがありますが、その買い方は。。。
①お店に電話でアポ(郊外の大型店でした)
②欲しい品物を問合せる→品物があれば売り場と担当者を知らされる
③お店に行く→受付で受付嬢が売り場と担当者に連絡
④担当メーカーの売り場に行く→欲しい個数を伝える
⑤伝票に購入内容を記入してくれる
⑥レジに向かう→レジ担当者はコンピューターでデータを確認
⑦お会計
私ひとりでは絶対無理でしたね。
加トちゃん、すごい、がんばれ~!!
ではまた ciao ciao
by ローマ (2009-02-15 11:20)
エイドリア~ン♪って感じ?
久しぶりに見に来たら、イタリアの洗礼?をしっかり受けていたのですね!
外国ではお買い物一つとっても大変なんですね~。
知らない土地で方向感覚を取り戻せるなんてすごい!!
すごく大変そうだけど、それでもすごく充実してる感じが伝わってきます。
私も加トさんの行動力を見習わなければ。
by えり (2009-02-15 23:49)
専門用語が増えてきて、何のことやら分からんくなってきてるけど・・・^^;
慌てつつも、時間ぴったりに着くところが、日本人だなぁ~って感じ(^▽^)
写真は先週に撮り直しました。
さすがに9年前のを使い続けるのは心が痛い(爆笑
by はるし (2009-02-16 00:49)
☆ローマさん
電話で話せたらもっと買い物が楽なんでしょうけどね~(^_^;)
もっとイタリア語勉強せねば!
☆えりんごう
エイドリアンは6時きっかりに仕事を終える人でした(-. -;)
あんな遠いところまで行って、何も出来ないのは悲しすぎるよ。
☆はるしちん
さすがに9年前は無いだろ!(爆)
でも顔が隠れてるからよくわからんけどね。^^
by 加ト (2009-02-16 05:34)
はじめまして、今日は。Firenze在住のMasaと申します。
皮・学校・フィレンツェで検索して加トさんのブログにたどり着きました。
お伺いしたいことがあります。もしよかったら教えてください。
母が趣味でカバンを作っておりましてフィレンツェでバックを作る学校に
入るのが夢なので情報を集めている最中です。
1.加トさんがフィレンツェ市内で数軒行かれているカバン材料屋さん
なんですが、一般の人も普通に行って買えるところなのでしょうか。
2 1週間程度のコースを探しているのですが、加トさんが行かれてる
学校にはそういったものはないでしょうか。
お忙しいところ申し訳ありませんが、教えていただけると
大変有り難いです。よろしくお願いいたします。
by Masa (2009-03-27 05:41)
☆Masaさん
はじめまして(^_^)
お返事遅くなって申し訳ありません。
1→ ボクもまあ一般人なんで、買うことは出来ますよ。ただ、ものによっては小ロットでは買えないものもあります。
2→ 1週間のコースのところを探すのは難しいと思います。
うちの学校は1週間で8時間しか授業がないので、1週間では何も出来ないと思います。
サンタクローチェ教会の中にある鞄学校の方がいいかもしれません。
ただそこは自分の作りたいものが作れないので、自分の好きなものを作りたかったら・・・ボクが教えましょうか?・・・なんて。
でもほんとに僕でよければ教えますよ。(^_^)
aballi328@gmail.comにメールください。
by 加ト (2009-04-01 02:22)